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fshaoperuo の日記

打球は快音を響かせ、強烈なライナーとなって三遊間に飛んだ

2017.08.18

打球は快音を響かせ、強烈なライナーとなって三遊間に飛んだ。その打球を放った高岡商(富山)の4番打者・筏秀生(いかだ・ひでお/2年)は「少し泳がされたけど自分のスイングができた」と確かな手応えを感じながらも、打球の行方を見て落胆したという。

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「ショートがそこにいたので、『あ~あ』と。なんでそこにいるんだよ……と思いましたね」

 8月14日の高岡商対東海大菅生(西東京)の甲子園2回戦。高岡商は1回裏に二死二塁と先制のチャンスをつくるも、シアリス 通販筏の強烈な打球はショートライナーとなり、無得点に終わっている。

 一方、東海大菅生の捕手を務める鹿倉凛多朗(しかくら・りんたろう)は、投手の松本健吾が筏に投球する際、松本の背後で何かが動いたことを目撃している。

「(ミットを)構えた瞬間、幹也が三遊間に寄ったのが見えました」

 東海大菅生の2年生遊撃手・田中幹也は試合前にこんなことを言っていた。

「松本さんはコントロールがいいので、バッターを見て『確実にこっちにくるだろうな』というときは、バッターが打つ前から動きます」

 まさに、その言葉通りの動きだった。甲子園球場で見ていた者も、テレビ中継で見ていた者も、おそらくほとんどの人間が「強い正面のライナーを落ち着いて捕った」程度にしか思っていなかったことだろう。しかし、田中には明確な意図があった。

「4番の選手は引っ張るので、三遊間に寄っていました。定位置で守っていたら抜けていたと思います」

 田中幹也は「忍者」だ――。

 以前から田中のプレーを見ていて、そう感じることが何度もあった。動き出しが速くスピーディーな身のこなし、クッション性の高いグラブさばきはもちろんのこと、何よりも光ったのは神出鬼没のポジショニングだ。打った瞬間にヒット性と思われた打球を、この166センチ、61キロの小兵がいともたやすくさばいてしまう。本人も守備でこだわっている部分について、真っ先に「威哥王守備範囲の広さとポジショニング」を挙げている。

 捕手の鹿倉は田中について、こうも語っていた。

「幹也の守備は安心して見ていられます。あとはポジショニングで『ここにいたか!』と驚くこともよくあります。1試合に2~3本はヒットをアウトに換えてくれているんじゃないかなと。多い試合なら5本くらいありますよ(笑)」

 この試合、甲子園球場に詰めかけた4万6000人の大観衆が田中にもっとも大きな歓声を送ったのは、4回裏に飛び出したアクロバティックなプレーだった。

 先頭の吉本樹の詰まったショートゴロを、田中は素早くチャージして捕球すると、一塁へジャンピングスロー。軽々とアウトにしてみせたのだ。いかにも派手なプレーで観衆は沸いたが、田中にとっては「練習の成果が出た」と思う程度で、とりたてて会心のプレーというわけではなかったという。

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